【あの映画に登場した車】 デロリアンからセリカGT-FOURまで
2020年10月20日
20.10.8
カーライフ 
見栄やステータスを自慢するには住んでいる場所や高級車に乗ることがわかりやすいことに異論を唱える人はいないのではないでしょうか。その人がお金持ち思われるかどうかを見極めるに重要なポイントですね。
住んでいる場所を、たとえば東京なら港区に引っ越すことができれば、お金持ちに見られることは間違いないでしょうが、そうなるとやはり敷金礼金・引越し費用が高額になることはもちろん、何より「私、港区在住です」と言わないとわかりません。それに比べて高級車なら一目瞭然、何の説明も必要ありません。
高級車ともなると、新車なら国産車・輸入車とも大雑把に言って、500万円以上はします。しかし、実は輸入車は新車時の価格と比較して、値落ち率が非常に高いのです。そこで「お金持ちに見える」自慢できるクルマとしては絶対に輸入車。その中でも人気抜群なドイツ車に的を絞ってセレクトするのが正解です。
輸入車は、故障も少なくなってきていて、維持費も国産車とそんなに変わらないレベルになっているので心配はいりません。そこで今回は中古ドイツ車の中から200万円以内・走行距離5万キロ以下で買える「金持ちと思われるクルマ・4選」をご紹介いたします。
その1: BMW 「3シリーズクーペ」
BMWの3シリーズクーペは、スポーツカーらしい綺麗なスタイリングとセダンにも劣らない快適性や積載力を持った、クーペスタイルのクルマです。ポルシェほどではないにせよブランドイメージの高いBMW。しかもセダンではなくクーペであるとことがゴージャスで裕福な人と思われることでしょう。こちらのモデルは、生産完了モデルですが、最終の2013年式が本体価格99.8万円から購入が可能です。(以下データは全て、カーセンサー 20年10月8日現在)
その2:メルセデス・ベンツ「Sクラス」
BMWのライバルといえば、こちらメルセデス・ベンツ。中でもこのSクラスはブランドの最高峰モデルです。いつの世代のモデルもその当時の最新の技術を駆使したもっとも贅沢なクルマです。このSクラス、画像の現行型の一世代前であれば、最終の2013年式が本体価格108万円から購入が可能となっています。
その3: ポルシェ「911」
ポルシェ911はひと目でそれとわかる、カエルの様な顔に見える特徴的な丸いヘッドライトは半世紀以上受け継がれています。ドイツのスポーツカーの頂点を極めるクルマです。ただし新車は現在、1335万円からという高額車です。
しかし、今から4世代前の「996型」は例外的に中古車相場が安くなっています。というのもこの「996型」のヘッドライトのみ、丸ではなく涙目のようになっていてマニアからは不評なのです。しかしマニアではなく「お金持ちと思われるクルマ」を基準に考えるのであれば、996型の911でも歴史と伝統の「911」であることには変わりがありません。
2000年式が、車両本体価格228万円から購入が可能です。28万円予算オーバーですが、これなら誰でもが、「お金持ちのクルマ」と思うことでしょう。
その4:アウディ「Q3」
アウディは、かつては決して「お金持ちに見えるクルマ」ではありませんでした。大衆車のフォルクスワーゲンよりはもちろん上級イメージでしたが、BMWやメルセデス・ベンツの足元にも及びませんでした。
しかし、この10年でクルマの性能と向上とマーティングが成功して今では立派なプレミアムカーの仲間入りを果たしています。2012年に登場したアウディQ3は、アウディとしては初のコンパクト・プレミアムSUVですが、デザインや存在感という面での「個性」や「押しの強さ」は、BMWやメルセデス・ベンツには正直劣ります。しかしだからこそ、上品なドイツ車の代名詞と言っても良いでしょう。この「Q3」は、2013年年式が本体価格138万円から購入が可能です。
まとめ
この4車はそれぞれが、クーぺ、セダン、スポーツカー(クーペ)、SUVですが、例えば、独身だったり、子供のいない夫婦であれば、思い切って、憧れのポルシェ911を手に入れるのもいいですし、若い世代の4人家族ならば、おしゃれなSUV アウディQ3がお薦めです。
また、王道でいくならば、やはり泣く子も黙るメルセデス・ベンツのSクラスが一番。4台の中でもっとも押しが強く、威圧感さえ感じます。それは逆に言えば、もっとも「お金持ちに見えるクルマ」と言っても過言ではありませんね。
BMW3シリーズクーペは4台の中ではもっとも洗練されたデザインと取り回しの良さを持ったクルマです。メルセデス・ベンツSクラスのような威圧感もなく、ポルシェ911のようなとんがったイメージもなく、アウディQ3ような現代的なイメージもありません。BMW「3シリーズクーペ」の魅力はちょっとクラシカルなデザインと上品さ、と言ったところですね。
自分のライフステージに相応しいモデルを選んで、「お金持ち」に思われる生活をエンジョイするしていけば、気持ちの余裕も出て、仕事も恋もうまく行くかもしれませんね。クルマにはそんな効果もありますね。