20.10.12

カーライフ 

【セカンドカーにおすすめな車】充実したクルマ生活を送るには「2台持ち」を!

セカンドカーに求められるのは、2通りです。ひとつは、ともかく維持費を安くあげることを考えた経済性の高いクルマ。これはたとえば、ファーストカーがBMW、レクサス、メルセデス・ベンツ、ジャガーなどの高額なクルマの場合が当てはまります。

ロングドライブや高級ホテルに出かける時などには、ファーストカーを使うわけです。そして、近所へのスーパーやホームセンターでの買い出しには、セカンドカーを使います。この場合は、見栄もマウンティングも不要なので、経済性に特化したクルマを選びます。

そうなると軽自動車でキマリなのですが、「軽自動車はちょっと」という方の為に、コンパクトカーも候補に入れることにします。そしてもうひとつは、ファーストカーがトアルファードの様なミニバンか、ハリヤーの様なSUVの実用車を所有している方には趣味性の高いクルマがおすすめ。

家族の移動は、平日は実用車で。そして週末はお父さんが楽しむ、スポーツタイプやアウトドア4駆のクルマがいいですね。では、経済性の高いおすすめのクルマを4車種、番外編として趣味性の高いクルマを2車種紹介していきましょう。

その1: ホンダ「フィット」

ホンダの「フィット」はハイブリッド車で、エンジンで発電してモーターだけで走ったり、ガソリンを燃料として走ったりする燃費や環境を考えた車です。それだけではなく、周りの状況を検知して知らせたり、事故抑止を促したり、車間距離を一定に保ったりする運転サポートも充実しています。

その2:日産「ルークス」

いま日本で一番売れている車のジャンルは「スーパーハイトワゴン」と呼ばれるトール型の軽ワゴンで、室内の広さ、両側スライドドアを備えた使い勝手の良さによって大注目のカテゴリーです。その中でも今年3月に発売された軽スーパーハイトワゴンのニューモデル「新型ルークス」は存在感のあるエクステリアデザインと質感・機能性の高いインテリア」などで、人気が高まっています。

その3: ダイハツ「タント」

ダイハツの「タント」の魅力は乗る人にやさしい設計。大開口の「ミラクルオープンドア」と新機能から生まれるゆとりのある毎日を演出します。進化した予防安全機能「スマートアシスト」も搭載しています。また、車内のシートの移動が簡単でで運転席から外に出ないでリアシートに移動することも可能になっているところもポイントです。

その4 トヨタ「アクア」

より多くの人にハイブリッドカーのうれしさを届けるために「低燃費」「使いやすさ、楽しさ」「低価格」を追求した、コンパクトクラス(5ナンバー)のハイブリッド車がトヨタ・アクア。車名の「アクア」には“水のように自由な広がり”を可能にする、という願いが込められているそうです。

4mを切る全長と、空気抵抗を抑えるため低く抑えられた全高とで構成される、スタイリッシュなプロポーションはセカンドカーにぴったりと言っていいでしょう。また、世界最高水準の燃費性能を誇り、JC08モードで34.4km/Lという驚くべき低燃費も魅力ですね。

次に、番外編として趣味性の高いクルマを紹介して行きましょう。

番外編:その1 スズキ「ジムニー」

「ジムニー」は、1970年に軽自動車で唯一の四輪駆動車(当時)として発売して以来、悪路走破性とコンパクトな車体による取り回しの良さにより、様々な作業現場や山間部、積雪地の重要な交通手段として活躍してきた名車です。

また同時に、本格的な四輪駆動の性能と親しみやすさからレジャーを目的とした需要も開拓し、国内でのコンパクト4WDの市場を築き上げたパイオニアでもあります。そんな「ジムニー」は週末のアウトドアライフにぴったりにクルマですね。

番外編:その2 マツダ「ロードスター」

ロードスターは、人がクルマを楽しむ感覚の深化に徹底的に取組み、「人馬一体」の楽しさを追究した、後輪駆動(FR)の2シーターライトウェイトオープンスポーツカーです。トランク容量は小ぶりなキャリーバッグなら2個積めるスペースがあるの、2人で行く週末旅行にピッタリの1台ですね。もちろん一人で思いっきりスポーツドライビングを楽しむにも最適な一台と言えるでしょう。

まとめ

メインで使用するクルマとは別にもう1台クルマを持つことは誰もが憧れるものです。セカンドカーを持てば普段乗っているクルマとはまた違った刺激を得たり、用途に合ったものを選ぶことができます。ですから長期的に見れば素敵な効果が期待できるでしょう。

しかし、クルマの維持費が2倍かかってしまったり、特に都市部では駐車場を2台確保するのが難しい、などのデメリットがあるのも事実です。

とはいえ、予算や用途などをよく考えてクルマ選びをすれば充実したクルマ生活を送ることができるでしょう。そして、自分だけではなく家族の希望や要望をきちんと聞いて、車種を選ぶこともとても大切ですね。そうすれば憧れの「2台持ち」も夢ではないでしょう。