20.10.16

カーライフ 

【手入れが簡単な車の色って何?】汚れや傷が目立ちにくいクルマが楽ちん

クルマを手に入れる時の楽しみのひとつは、どんなボディカラーを選択するかです。なかなか、あの色もいい、この色もいいと悩ましいのですが、そこがまた嬉しい悩みでもあります。

一番なのは、当然、自分の好きな色を選ぶことです。そうは言っても、お金持ちのように雨の時に走行したり、ほこりっぽい日に走る度に、ガソリンスタンドでスタッフに手洗い洗車をお願いできれば良いのですが、現実問題として、それはなかなか難しいでしょう。

そうなると手入れが簡単なことも重要になってきます。そこで今回は、人気カラーは手入れが簡単か、またもっとも手入れの簡単な色は何かを、紹介していきましょう。

まずは汚れの種類を知っておこう

・泥汚れ

雨の日やぬかるんだ場所を走る時に、ホイールハウス辺りから泥が跳ねることがあります。

特に4WDの車やSUVに多く見られるパターンでしょう。ただの泥なので、水で洗い流せば酷いものでなければ綺麗になります。しかし、泥の中には小石など、車にキズをつけるものが混ざっているので、間違ってもこすり洗いはしないようにすることです。

・水アカ

まえに洗車していても、どうしても付着するのが、ウォータースポット、イオンデポジットと呼ばれる水アカです。雨などでも付着してしまうので、理想を言えばガレージがある場所で保管をするなど、できる限り濡れない環境にクルマを置いておきたいですね。

また、手で擦ってみたりして水垢が取れるようであれば心配しなくても構いませんが、それでもダメな場合はきちんと水で洗い、ボディに付いた水滴も丁寧にふき取りましょう。

・鳥のフン

時間をおかなければ、一番簡単に落とせる汚れですね。鳥のフンの汚れは、ウェットティッシュ・濡らしたぞうきんなどの水気がある布で拭け簡単に取れるので心配無用です。

・花粉や黄砂

 花粉が車体が付着した場合には、カーシャンプーをかけましょう。

汚れの付着した部分にタオルを当てて、汚れの方ではなくタオルにお湯をかけます。

見た目が似ていることから、黄砂の汚れに対しても花粉と同じように扱ってしまう方も多いかと思いますが、実は固さが全く違うのです。花粉による汚れと同じやり方ではボディにキズがついてしまいます。黄砂が付いた場合は、ワイパー等の細かいところにも入り込んでいることが疑われるので丁寧に洗車をしましょう。

ホワイトやブラックがNGな理由は

人気が高く、売れ線の色、ホワイトやブラックは、残念ながら傷や汚れが目立ちやすいボデイカラーです。特にブラックは、こまめに綺麗に洗車しているのであれば高級感が醸し出され、洗練されたイメージになりますが、ちょっとした雨が降っただけで泥はねや水垢が目立ってしまうのです。ですので、汚れが気になる場合は、こまめな洗車が必要となってきます。また、洗車ブラシやワックスがけの際の細かな傷が目立つのもブラック系のカラーの特徴と言えます。洗車の時には、ボディに残った埃や、ブラシやスポンジなどに付いてしまった汚れなどを綺麗に洗い流して、小さな傷が付くのを防がなくてはなりません。

もりそん新車時に専門店でガラスコーティングなどを施しておけば、長期間にわたって綺麗なボディをキープできるでしょう。

では、ブラックと同じく、人気色のホワイトもメンテナンスはどうでしょうか。結論から言うとこちらも、かなり世話の焼けるカラーです。

というのも、ホワイトは、水垢や泥はねが他のカラーに比べて目立ちやすく、水垢の跡が付きやすいのも残念な特徴なのです。ただし、ブラック系に比べれば、小さな傷は目立ちにくくなってはいます。

ズバリ、汚れや傷が目立ちにくいカラーはメタリックのシルバー系

濃い色系とは違って、ホコリ汚れや洗車キズが、目立ちにくい。水垢に関しては、濃い色系より目立ちやすいが、ホワイトよりは間違いなく目立たない。納車時にきちんとガラスコーティングを行えば、屋外駐車でも最小限の手洗い洗車だけで長期間にわたって、美しいボディが維持されます。頻繁に洗車するのが面倒であれば、こうした傷や汚れが目立ちにくいこんなボディーカラーを選ぶのがいいでしょう。

まとめ

お勧めの一番は「シルバーメタリック」でしたが、最近はライトブルーやライトピンクのメタリックも出てきているので汚れの目立たない色にも種類が出てきまているので選択肢は広がっています。以前ほどクルマの乗り換える頻度が少なくなっている方も多いと思います。そうなってくると、そうそう買い替えることもないので、ボディカラーの選択は本当に悩みどころだと思います。クルマの第一印象をおおきく左右するのは色ですからね。繰り返しになりますが、ベストなのは自分がただ好きな色を選ぶことです。でもやはり手入れも気になるという方に今回の記事が参考になれば幸いです。